みなさんのワンちゃん・ネコちゃんに
赤み、痒み、ぶつぶつ、フケ、脱毛、ニオイなどの症状見られませんか?
今回はワンちゃん・ネコちゃんに多い「皮膚トラブル」についてご紹介します。
ノミアレルギー性皮膚炎
ノミの唾液が皮膚に侵入することで、アレルギーを引き起こすことがあります。
ノミアレルギー性皮膚炎になると、当初は赤いぶつぶつができて腫れます。
痒みが激しくなると、眠れなくなることもあります。
引っ掻く事で二次感染が起きることもありますので、ノミ・マダニの予防はしっかり行いましょう!
膿皮症
皮膚のバリア機能の異常によって、皮膚の常在菌であるブドウ球菌が過剰に増えることがあります。
過剰に増えたブドウ球菌は、痒みを引き起こします。
膿皮症になると、痒み・赤み・フケ・脱毛・ニオイなどの症状が見られます。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの分泌が少なくなることで、左右対称に脱毛、皮膚の色素沈着、角質層が分厚くなります。
甲状腺機能低下症には皮膚症状のほかにも、無気力・筋肉低下などの症状も見られます。
今回は3つの皮膚病について紹介しましたが、他にも様々な皮膚病があります。
症状がひどくなってから治療すると、時間がかかってしまうことがあります。
気になる症状があれば、早めに動物病院を受診しましょう。