ひろ動物病院看護師 篠原です。
これまでフィラリア予防は、５月から１１月まで行なっていましたが、温暖化の影響や米国犬糸状虫学会（AHS）の推奨もあり、フィラリアの通年予防を希望されるご家族が増えてきました。
それに伴い、今季から年１回の注射タイプも導入することにしました。
ご希望の場合は、フィラリア抗原検査とミクロフィラリアの検査を受けてください。
接種は一般状態の良好な子に限ります。
高齢の子、６ヶ月未満の子、混合ワクチンなどでアレルギーが出たことのある子、既往症がある子は、飲ませるタイプや滴下型を使って予防しましょう。
また、ノミ、マダニについても同様で、ここ数日の暖かさで、外来でもノミやマダニの相談を受ける機会が多くなりました。
特にマダニは、SFTS（重症熱性血小板減少症候群）にも関連していますので、早めの予防開始や通年予防をお勧めします。
食べるタイプ、滴下型などがありますので、その子に合わせて選んでくださいね。
